4年半の片思いが終わったあと、僕はすぐに婚活へ進めたわけではありませんでした。
失恋から立ち直れていなかったこともあります。
でも、それ以上に大きかったのは、自分自身と向き合ったときに、メンタル面でほとんど動けなくなっていたことでした。
仕事からも一度離れて、1年ほど無職のような状態になりました。
貯金も、全くと言っていいほどありませんでした。
その状態で婚活をする自信は、正直ありませんでした。
誰かに会う以前に、まず自分自身のことをどう扱えばいいのか分からない。
そんな感覚がありました。
そこから僕は、まず貯金をすることで少しずつメンタルを安定させていきました。
大きな自信ではありません。
でも、毎日少しずつお金が残っていくことで、「自分にも積み上げられるものがある」と思えるようになっていきました。
そして、失恋から約3年後。
婚活を「まだ無理」と決めつける気持ちが、少しだけ弱くなっていきました。
完璧ではないけれど、この状態なら一度動いてみてもいいのかもしれない。
そう思えるくらいには、生活の土台が少し戻ってきていました。
この記事で書くこと
- 失恋からすぐに婚活へ進めなかった理由
- 彼女いない歴10年以上という現実の重さ
- 貯金がメンタル面の支えになったこと
- 年収面の不安が副業を頑張る動機にもなったこと
- 不安が残ったまま婚活を再開したこと
この記事では、彼女いない歴10年を超えていた僕が、もう一度婚活を始めるまでに考えていたことを書いてみます。
失恋から少し立ち直った
4年半の片思いが終わったあと、僕はかなり長い時間、引きずっていました。
ただ、時間が経てば自然に元気になったというより、少しずつ生活を立て直していく中で、ようやく気持ちも戻ってきたような感覚でした。
- 仕事を再開する
- 生活リズムを戻す
- 貯金をする
- 副業にも少しずつ向き合う
そういう地味なことを続けていく中で、失恋直後のような大きな落ち込みからは、少しずつ抜け出せるようになっていきました。
もちろん、完全に忘れたわけではありません。
前の人のことを思い出すこともありました。
あのとき、こうしていれば違ったのかもしれない。
自分の何が足りなかったのだろう。
そんなことを考えることもありました。
でも、ずっとそこに止まっているわけにもいかない。
少しずつですが、そう思えるようになっていきました。
でも、婚活に向き合う怖さはまだ残っていた
失恋から少し立ち直ったからといって、すぐに婚活へ向かえるほど気持ちが整ったわけではありません。
むしろ、恋愛や結婚のことを考えると、まだ怖さの方が大きかったです。
仕事を再開して、貯金も少しずつできるようになってきた。
それでも、誰かに会うことや、自分を見られることを考えると、また別の不安が出てきました。
婚活を考えたときの不安
- 自分は本当に誰かに選ばれるのだろうか
- 会ったとしても、ちゃんと話せるのだろうか
- 相手にがっかりされないだろうか
- また傷つくことになるのではないか
そういう不安がずっとありました。
特に、長い間彼女がいなかったことは、自分の中でかなり重くのしかかっていました。
仕事や貯金では少しずつ前に進めても、恋愛に関しては、ずっと止まったままのように感じていました。
彼女いない歴10年以上という現実が重かった
当時の僕にとって、「彼女いない歴10年以上」という現実は、かなり自尊心を削るものでした。
誰かに直接言われたわけではありません。
でも、自分の中でずっと引っかかっていました。
10年以上、誰とも付き合っていない。
恋愛経験も少ない。
女性と自然に話せる自信もない。
婚活の場に出ていっても、相手にされないのではないか。
そんなふうに考えてしまいました。
年齢を重ねるほど、その不安は大きくなっていきました。
若い頃なら、経験が少なくてもまだ言い訳ができたかもしれません。
でも、30代になって、彼女いない歴が10年を超えている。
その事実が、自分の中ではかなり重かったです。
会う前から不安でした。
会う前から考えていたこと
- もし会えたとしても、うまく話せなかったらどうしよう
- 沈黙が続いたらどうしよう
- 相手に「この人はないな」と思われたらどうしよう
- また自信をなくすことになるのではないか
そんなことばかり考えていました。
中卒で、家業の酪農をしている自分に不安があった
婚活を始めようと思っても、不安はいくつもありました。
当時、不安に感じていたこと
- 中卒であること
- 実家の家業である酪農をしていること
- 自分で外に出て就職を勝ち取ってきた感覚が少なかったこと
- 貯金がまだ十分とは言えないこと
- 見た目に自信がないこと
- 会話力に自信がないこと
- 恋愛経験が少ないこと
どれか一つだけなら、まだ受け止められたかもしれません。
でも、それらが全部重なって見えていました。
自分には不利な要素が多すぎるのではないか。
婚活の場に出ても、そもそも比較対象にもならないのではないか。
そんなふうに思っていました。
特に、学歴や仕事のことは大きかったです。
酪農の仕事そのものが問題だったわけではありません。
実家の家業として続けてきた仕事ですし、体を使って働いてきた時間が無駄だったとも思っていません。
ただ当時の僕は、そこに自信を持てていませんでした。
中卒の自分が、婚活でどう見られるのか。
実家に住まわせてもらいながら、家業の仕事をしている自分が、相手にどう受け取られるのか。
自分で何社も面接を受けて、やっと受かった会社で働いているわけではない。
外の社会に出て、自分の力で仕事を勝ち取ってきたという感覚もありませんでした。
もちろん、家業を手伝うことが悪いわけではありません。
酪農の仕事も、楽な仕事ではありません。
でも当時の僕は、それを自信として受け止めることができませんでした。
むしろ、婚活の場では弱く見られるのではないか。
頼りなく見られるのではないか。
そんな不安の方が大きかったです。
堂々と話せるほど、当時の僕にはまだ自信がありませんでした。
だからこそ、貯金は大きかったです。
もちろん、貯金があるから急にモテるわけではありません。
でも、僕にとって貯金は、足りない自信を少しカバーしてくれるものでした。
自分にも積み上げられるものがある。
お金を残すことはできるようになってきた。
生活を少しずつ立て直せている。
そう思えるだけでも、婚活に向き合うための支えになりました。
貯金だけでは、年収の不安は消えなかった
ただ、貯金をして生活の土台が少し戻ってきても、別の不安は残っていました。
それが、年収のことです。
貯金が少しずつ増えても、それだけで年収が上がるわけではありません。
婚活では、どうしても年収が見られる場面があります。
特にマッチングアプリでは、条件検索で年収を設定できるものもあります。
当時の僕は、そういう部分もかなり気にしていました。
年収が低いと、そもそも検索条件に引っかからないのではないか。
プロフィールを見てもらう前に、候補から外れてしまうのではないか。
そんな不安がありました。
年収面で感じていた不安
- 貯金が増えても、年収が上がるわけではない
- 年収が低いと検索条件で外れるのではないか
- プロフィールを見てもらう前に不利になるのではないか
- 婚活の場で自信を持って話せないのではないか
過去に使っていたアプリでは、年収の表示がいくつかのカテゴリーに分かれていました。
その中で、少なくとも400万円〜600万円のカテゴリーには入っておきたい。
当時の僕は、そんなふうに考えていました。
もちろん、それが絶対の正解だったわけではありません。
今思えば、年収だけで人の価値が決まるわけでもありません。
でも、婚活を始めようとしていた当時の僕にとっては、かなり大きな不安材料でした。
そこに届いていないことが、また自信を下げる原因になっていました。
貯金は少しずつ増えてきた。
でも、年収という見え方の部分では、まだ自信が持てない。
そんな感覚がありました。
だからこそ、副業も頑張りたいと思うようになりました。
婚活のためだけに副業をしていたわけではありません。
でも、将来の選択肢を増やしたい。
収入面でも、少しでも自信を持てるようになりたい。
そういう気持ちは確かにありました。
貯金でメンタルを安定させる。
副業で収入面の不安にも少しずつ向き合う。
そうやって、婚活を始める前から、自分なりに足りない部分を一つずつ埋めようとしていました。
でも結婚したい気持ちは残っていた
不安はたくさんありました。
自信もありませんでした。
それでも、結婚したい気持ちは残っていました。
誰かと一緒に生活したい。
自分の人生を、もう一度ちゃんと作り直したい。
一人でこのまま年齢を重ねていくことに、不安もありました。
もちろん、結婚すればすべてが解決するとは思っていませんでした。
でも、自分の人生の中で、結婚を諦めたくない気持ちはありました。
失恋して、自信を失って、仕事も一度辞めて、生活も崩れました。
それでも、どこかでまだ「もう一度やり直したい」と思っていました。
恋愛や結婚に対して、完全に心を閉じきることはできませんでした。
完璧になってからでは、一生始められないと思った
婚活を始める前、僕は何度も考えました。
始める前に考えていたこと
- もっと自信がついてからにしよう
- もっと貯金が増えてからにしよう
- もっと年収が上がってからにしよう
- もっと見た目を整えてからにしよう
- もっと会話がうまくなってからにしよう
- もっと仕事や収入が安定してからにしよう
そうやって、始めない理由はいくらでも出てきました。
でも、あるとき思いました。
完璧になってから始めようとしていたら、一生始められないのではないか。
自信が完全につく日なんて、たぶん来ない。
不安がゼロになる日も、たぶん来ない。
だったら、不安がある状態のまま、できることを一つずつやっていくしかない。
そう思うようになりました。
もちろん、何も整えずに勢いだけで始めるのは怖かったです。
だから、まずは生活とお金を整えるところから始めました。
貯金をして、仕事を続けて、副業にも少しずつ向き合う。
そうしているうちに、婚活を「まだ無理」と決めつける気持ちが、少しだけ弱くなっていきました。
完璧ではないけれど、この状態なら一度動いてみてもいいのかもしれない。
そう思えるくらいには、生活の土台が少し戻ってきていました。
不安を抱えたまま、婚活を始めることにした
婚活を始めようと決めても、気持ちが急に軽くなったわけではありません。
むしろ、考え始めるほど気になることはたくさんありました。
- 彼女いない歴10年以上
- 中卒であること
- 実家の家業である酪農をしていること
- 外で就職して働いてきた経験が少ないこと
- 年収面に自信がなかったこと
- 恋愛経験が少ないこと
- 会話にも自信がないこと
それでも、何もしなければ何も変わらないとも思っていました。
そこで意識していたのは、「全員に好かれる必要はない」ということでした。
多くの人に選ばれる必要もない。
たった一人、自分を受け入れてくれる人に出会えればいい。
そう思うように、自分に言い聞かせていました。
もちろん、そう考えたからといって、すぐに怖さが消えたわけではありません。
会っても話せなかったらどうしよう。
相手にがっかりされたらどうしよう。
そんな心配はずっとありました。
だから、いきなり大きく変わろうとするのではなく、自分にできることを一つずつやっていくことにしました。
婚活を始める前にやったこと
- 貯金をする
- 生活を整える
- 副業にも少しずつ向き合う
- 服装や見た目を少し気にする
- 会話のことを考える
- プロフィールに何を書くか考える
- 自分にできる範囲で少しずつ準備する
完璧な状態になってから始めたわけではありません。
ただ、今の自分にできる準備をしながら、少しずつ動いてみるしかない。
そう思って、婚活を再開することにしました。
婚活の再開は、人生を立て直す続きだった
振り返ると、婚活を始めるまでにもかなり時間がかかりました。
失恋から約3年。
その間に、仕事を再開し、貯金をして、生活を整え、自分のメンタルも少しずつ戻していきました。
同時に、年収や仕事への不安を少しでも減らしたくて、副業にも向き合うようになっていきました。
遠回りだったと思います。
でも、あの時間がなければ、僕は婚活に向き合うこともできなかったと思います。
自信がないままでもいい。
不安が残ったままでもいい。
それでも、少しずつ準備して、できることを一つずつやっていく。
僕にとって婚活の再開は、そんな形で始まりました。
次の記事では、実際にマッチングアプリを使って婚活を始めたときのことを書いてみます。